(1)収入が安定することで社員のモチベーションを壹定以上に保つことができます。
(2)會社に対する社員の帰屬意識が高まり、他部門で発生した問題も自分の問題として考えるようになります。
(3)會社の発展=自分の発展と考えられるようになり、チームワークを発揮しやすくなります。
(4)先輩から後輩へ社風(思想?伝統等)の継承が行われるため、企業文化の維持発展が容易になります。
(5)社員の成長を長い目で考えられるようになり、人を育てるという気風が生まれます(人の成長=會社の成長)。
(6)株主やお客、地域社會に対する責任感が向上します(社會人としての自覚が向上)。
(7)社員に仕事を通じて社會に貢獻するんだという考え方が根付くようになります。
(8)雇用の安定により所得格差の問題が少なくなります。
ざっとこのくらいでしょうか。まだあるかもしれませんが
ただし、これらのメリットは反面デメリットにもなりえます。
終身雇用のデメリットは、
(1)よほどのことがない限り職を失うことがないので、中にはサボったり努力しない人が出てきます。
(2)評価の低い人(升進が遅い人)が不満を抱え、全體の足を引っ張る発言や行動をとることがあります。
(3)社會常識とは相容れない社風が継承されてしまう場合があります(某自動車メーカーのクレーム隠しなどがその例)。
(4)外部の血が入りにくく、組織の體質が保守的になりがちです。
(5)責任の所在が曖昧になってしまうことがあります(傷の舐めあい、庇い合い)。
などですね。